museum as it as

少し前になりますが、千葉にある中村好文さん設計の施設美術館、museum as it asを見てきました。
既製品が一切なく、細部まで気を配られて設計されている建築ですが、独特のスケール感が特に印象に残りました。

展示を見終えた後は、右の天井高をおさえた空間でコーヒーを頂けます。
2層分の高さを持つ展示空間(実質は1.8層程度の高さ)に対して、ぐっと低くおさえられた空間に座り庭に向かいます。
住宅より少し大きめの展示空間のスケールと、一般的な住宅よりさらに小さいスケールがワンルームの中で同居していて、独特な居心地よさがありました。

壁の隙間に入っていくような階段。小さいことの豊かさを改めて考えることができました。