PROCESS

お問い合わせから完成までの流れ

0 はじめに

設計の依頼といっても、何から始めればいいのかわからない、といった方がほとんどかと思います。標準的な例として、住宅の新築の場合の流れをご説明いたします。一般的な規模の住宅の新築の場合、お問い合わせ~建物の完成まで約1年~1年半が目安となります。改修の場合は規模と内容により調整いたしますのでお問い合わせください。
設計事務所への依頼というと敷居の高いイメージを持たれがちですが、ご予算を踏まえた上で丁寧にご要望や不安点をお聞きしながら進めていくことを心がけていますので、ぜひ遠慮なくお気軽にご相談ください。
土地やリノベーションしたい物件が決まっていない段階でご相談頂いても構いません。協働している不動産会社さんと連携し、土地や物件探しからお手伝いすることも可能です。一般的には扱いにくい土地でも、逆に建物を特徴づけるメリットとなることも多々あり、早い段階でご相談いただくことでより良い計画ができると考えています。仲介・ローン・登記の手続きも不動産会社さんと協働して行うことが可能です。


1 事前相談・現地調査

メールやお問合せフォームにて、お気軽にお問い合わせください。
お問合せの内容をざっくりと伺いした上で、事前相談の日程を調整します。事前相談は実際にお会いする形、ZOOM等のリモート形式どちらでも可能です。
初回のご相談では、具体的なご相談内容のヒアリング、空間の好みなど、ざっくらばんにお話をお聞きしています。こちらからは竣工までのスケジュール感や大まかな費用感、当事務所の設計に対する考えや設計事例、設計事務所に依頼する場合のメリット・デメリットをご説明します。事前相談に費用はかかりません。
事前相談後、建物を建てる土地やリノベーションする物件がすでに決まっている場合は、現地に行き土地の環境や建物の状況を確認させていただきます。


2 ご提案(1~1.5ヵ月)

ご要望やご予算をお聞きしながら、検討を行い初回のご提案をさせていただきます。提案する設計案に加え、他の検討案も同時に提示させていただくことで、複数の可能性を比較できるように心がけています。図面と合わせ、模型やCGなどを使ってわかりやすくご提案させて頂きます。提案する設計案はあくまでこの段階での可能性の提示ですので、最終案と捉える必要はなく、その後本格的に設計を進める中でプランを柔軟に変えていくことが可能です。
設計案の検討・プレゼンにかかるご提案費用として、4万円(税別)を頂いておりますが、当事務所との設計監理契約に至る場合は設計監理料に含みます。


3 基本設計(2~3ヵ月)

ご提案やコンセプトに共感頂ければ、具体的な設計を行う前に設計監理契約を行います。契約前に見積書をご提示させていただき、内容をご確認頂いた上で進めていきます。
ご契約後はおおよそ2~3週間ごとを目安として、定期的に打合せを行いご要望をお聞きしながら、設計案をより良い形にまとめていきます。模型やCGも用いて空間を共有してもらいながら丁寧に進めています。
基本プランがある程度まとまったら、仕上げ材や水廻りの機器などの仕様を選定していきます。サンプルをご覧いただいたり、一緒にショールームに行くこともあります。
*ご契約時 設計監理料の20%のお支払い


4 概算見積・金額調整(1~1.5ヵ月)

設計事務所の場合、詳細設計が終わった段階で工務店へ見積を依頼することが多いですが、当事務所ではできる限り基本設計が終わった段階で概算用の図面を作成し、この時点で複数の工務店へ概算見積の依頼を行っています。
詳細設計に入る前に工事予算におさまるかどうかを確認することが目的ですが、概算が予算より上回る場合、ご希望の予算に合うように金額調整をこの時点で行っておくことで、金額面で安心して次の詳細設計へ進むことができます。もちろん概算後であっても細かな変更をしていくことは可能です。
複数の工務店の見積に対し比較を行い、適正な価格となっているか、見積に認識の違いがないかを施主様の立場に立って客観的にチェックできることが設計事務所に依頼するメリットのひとつでもあります。


5 詳細設計(2~3ヵ月)

打合せを重ねつつ、家具や手摺・階段、建具などより詳細な設計を行っていきます。建具枠や手摺の寸法やプロポーション、家具や建具の金物など、細かな部分の検討の積み重ねを丁寧に行うことが美しく心地の良い空間をつくりあげます。作り手にも設計側の意図が伝わるよう細やかな部分まで図面を作成していきます。
スイッチやコンセントの位置や細かな仕上げ材なども、図面やサンプルにより確認して頂きながら進めていきます。
*詳細設計完了時 設計監理料の40%のお支払い


6 最終見積・申請手続き(1ヵ月)

詳細設計が終わったら工務店に最終見積を依頼します。概算見積である程度金額調整ができていれば、この見積は比較的スムーズに進むことが多いです。
概算見積をしている場合は、打合せで変更のあった部分の金額の増減を含めた最終的な工事金額を提出してもらい、工務店との工事契約を行います。
同時に、確認申請を始め条例の届出など、行政や検査機関に図面と書類を提出し、建物を建てるための手続きを行います。


7 工事監理(6~7ヵ月)

工事が始まると監理者として現場に何度も足を運び、図面通り正しく施工されているかのチェックを行います。
詳細設計での図面以上に細かな図面が必要になることもあるため、現場監督や職人さんと打合せを密に行いつつ、必要な図面を加えながら監理を進めていきます。
設計と施工(工事)が同じ会社の場合、工事はお任せになることが多いですが、正しく丁寧に工事が行われているか、設計図通りの品質を確保できているかを施主様の立場に立って客観的にチェックできることも、設計事務所に依頼するメリットといえます。
*上棟時 設計監理料の20%のお支払い


8 竣工・お引渡し・点検

完成前に工務店・当事務所がチェックを行った上で、施主様に仕上がりの確認を行ってもらい、手直しがあれば修正を行い、建物のお引渡しを行います。
完成後も不具合等があれば工務店と共に対応させていただきます。またお引渡し後1年後には点検を行い、不具合等がないかを確認させていただきます。
*竣工時 設計監理料の20%のお支払い


設計監理料についてはFEEをご覧ください。
ご不明な点はCONTACTのお問い合わせフォームまたはメールにてご連絡ください。