持続可能な地域資源としての建築や住まいをデザインする
東京多摩地域の国立市と滋賀県の2拠点で活動する設計事務所です。
収益物件や民間企業のプロジェクト、リノベーションによる建物の再生、場所性を加味した住まいの設計など、その地域に根差した建物の設計に取り組んでいます。
プロジェクト毎の課題を解決しながら出来上がる建築が、心地よい地域づくりに寄与することを目指しています。
事業や地域に付加価値を与え、投資効率を最適化する収益施設の設計
賃貸住宅などの収益性の求められるプロジェクトでは、周辺のリサーチを入念に行いハードとソフトの両面から計画にアプローチすることで、事業に付加価値を与えるアイディアを提案します。
同時に、コミュニケーションやにぎわいが生まれる風通しのよい環境を設え、地域の豊かさにも寄与できる施設を目指します。
デザインと事業への投資効率とのバランスを検討し、持続的な収益性により安定的な運営ができる計画を行います。
企業価値を高め、地域に根差すオフィス・生産施設の設計
新しい働き方や地域との関係性を見据えた、これからの時代に見合うオフィスや生産施設を提案します。
企業理念やアイデンティティの体現、自然エネルギーの利用やSDGsへの取り組みを反映したサスティナブルな設計、街並みや地域コミュニティとのつながりを加味した計画により、企業価値を高める施設づくりを行います。
同時に働く上での快適性や実用性・効率性を高め、働く人同士のコミュニケーションを生み出す空間の計画に取り組みます。
古い建物を適切に治し、持続可能な地域資源として再編するリノベーション
町家や古民家のような立派な建物に限らず、古くからある賃貸住宅や戸建て住宅も、その地域の風景を何十年もつくってきた地域資源のひとつであると言えます。
そうした建物の劣化や不具合を把握し、適切な処置を施して健全な建物へ治しながら、古さや特徴を生かすことで魅力を持った建物へと再編します。アップサイクルとしてのリノベーションにより持続可能な地域づくりに貢献します。
当事務所は一般社団法人住宅医協会による住宅医(既存住宅の調査・診断・改修等について総合的な知識・技術を持つ建築士)として認定されています。
→住宅医とは(住宅医協会HP)
その場所にしかない広がりと普遍的な心地よさを持った住まいの設計
周囲の環境とのつながりを丁寧に紡いでいくことで、その土地だからこそできる広がりのある空間、併せて伸びやかで普遍的な心地よさを持った大らかな住まいを提案します。
同時に住まい手の暮らし方や家族構成などの多様な変化を受け入れられる器としての柔軟性も大切にしています。
デザイン・使いやすさ・性能・コストといった多面的な指標からバランスよく計画することで、年月が経っても古びずに魅力が保たれ、地域の豊かな景観の一部となる住まいをつくりたいと考えています。