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実施設計、確認申請が終わった鳩ヶ谷の住宅です。
周辺は傾斜地につくられた市街地で、敷地内に約3mの高低差があります。
住宅が建て込む中、この高低差と、北側に抜ける眺望をどのように生かせるかを検討していきました。
永続的に建物が建たない西側を庭とする案、大きなワンルームの中で高低差に合わせてレベル差をつけていく案など、様々な案を出していきました。
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効率的に庭を確保しようとすると、隣家に寄せた配置が無難ですが、そうすると隣家の環境を悪くしてしまうことが気がかりでした。
検討していくうちに、周辺との関係から平行四辺形状の配置と、その配置に合わせて対角線を棟にした屋根の形状が見えてきました。
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さらに敷地の高低差を生かせる断面を検討していく中で、平行四辺形状の配置で生まれた庭に開きながら、高さ方向にも斜めへ空間がつながり、北側の眺望へと抜けていく構成に辿り着きました。
こうして第一案の構成が見えてきました。
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