鳩ケ谷の住宅 敷地調査埼玉の川口市で始まる住宅設計のため、現地へ敷地調査へ行ってきました。段丘状になった住宅地が敷地で、敷地内でも2m程度のレベル差があります。崖状になっている敷地をどのように扱うのかが設計のポイントになりそうです。写真は最寄駅から敷地へ行くまでの道のりにある川沿いの緑道です。13 Nov, 2022Read More
共用部の雑多さを解消する設備スペース北白川のアパートを改修する前は廊下に設備配管やガス・電気メーターが露出しており、それが非常に雑多な印象を与えていました。配管はどれがどの住戸のものか判別するのが難しく、また給排水管からは漏水跡もある状況でした。改修にあたって、この雑多さを解消して明るい印象を与える廊下をつくることを考えました。 これらを解消するにあたっ...29 Oct, 2022Read More
鎌倉山の住宅 「SUUMO注文住宅2022秋冬号」掲載鎌倉山の住宅の住宅が雑誌「SUUMO注文住宅2022秋冬号」に掲載されています。巻頭の「家事ラク」で「楽しい」間取りといった特集の中で、家事を楽にする機能的な工夫や暮らしを楽しむ間取りなどについて6ページに渡り紹介されています。この雑誌は地域ごとに発売日が異なり、今月は神奈川・群馬・兵庫・広島版が、11/21に大阪・埼...24 Oct, 2022Read More
(仮称)道の駅北郷/Roadside Station Kitago(仮称)道の駅北郷施設整備事業 設計デザイン技術提案コンペ 最優秀案宮崎県日南市の山間部に位置する北郷地区の道の駅の計画です。各方面を山並みに囲まれ、北には田畑の風景、西にはアクセスとなる県道、東側には施設連携する図書館や交流センターが位置しており、各方面に対して顔を持たせることが重要であると考えました。 そこで、周囲...Read More
千葉大学デザイン学科棟 / Chiba University Design department千葉大学デザイン学科が使用する千葉大学西千葉キャンパス2号棟校舎の改修です。2層ある既存ホールは学生が留まる設えがなく単純な移動動線となっていました。人の往来が少ない2階ホールは授業間の滞在や各種イベントにおける活動の場としての利用を想定し、学生の日常的な居場所として定義しました。そこで既存ホールをコの字状に包むように...Read More
鉄骨の製品検査滋賀の工場プロジェクトの鉄骨製作がほぼ終わり、製作工場で製品の検査を行いました。写真は主に柱の写真で、長い部分で約13.5mの長さになります。検査では寸法や接合部の部材、溶接状況の確認を行いました。今月から現場にて組立が始まり、11月には上棟する予定です。19 Oct, 2022Read More
北のやわらかな光を取り込む高窓北向きの窓は一般的にあまりよくないイメージを持たれますが、直射日光が入らないことが利点となる使い方もあります。室内の上部から北面のやわらかな光を取り込むことで、光が拡散され室内全体を明るくすることができます。周囲を建物に囲まれた新森の住宅のリビングではこの方法で明るい室内空間をつくりました。北に接する建物は2階建ての切...14 Oct, 2022Read More
一体になったステンレスのキッチンダイニングテーブル新森の住宅では、キッチン天板とダイニングテーブルが一体になった大きなステンレス台を製作しました。奥行き95㎝、長さ3.5mの大きな一枚板になっています。 天板の奥行きを大きめにしているので材料を作業スペースの奥に置いたまま少ない動きで料理ができます。料理はできたものからスライドしてすぐ配膳できるので、常にキッチン台の作...11 Oct, 2022Read More
多摩のマンションリノベーション 物件の内見廻り多摩エリアでマンションリノベーションの計画をしています。改修するための物件選びを行っており、いくつかの物件を内見してきました。不動産やローンのやり取りは、建築家と協働して不動産を扱っている創造系不動産さんにお願いしています。築年数浅めの高層階や緑豊かな団地の低層階など、タイプの異なる物件を見ています。マンションの築年数...4 Oct, 2022Read More
ゲストルームにもなる小上がりの畳スペース鎌倉山の住宅では2階のワンルームの一角に小上がりの畳スペースを設けています。普段はテレビを見る場所として使われていますが、住まい手のご両親など来客があった際はこのスペースで泊まれるよう工夫をしています。 リビングとの間に鴨居を通し、その中にロールスクリーンを仕込んでいます。来客時はロールスクリーンを下げることで、ゲスト...27 Sep, 2022Read More
Restaurant S 既存内装の解体静岡市で進めている飲食店のプロジェクトは、以前の店舗の内装解体が終わりました。躯体や外装は既存をできるだけ利用しながら、一部サッシを取り替えるなどして改修を行う予定です。改修後は天井をなくして一部鉄骨の部材を現しにする予定ですが、天井を外すと思っていたより鉄骨はきれいな状態なので一安心です。解体工事を先行し、現在設計図...20 Sep, 2022Read More
秘密基地のような逆ロフトを持つ子供部屋2階の子供部屋にロフトを設ける事例は時折見かけますが、多くは屋根裏スペースを活用したものがほとんどではないかと思います。屋根に近いスペースなので、夏場は非常に暑い部屋となってしまうこともあります。狭小地に建つこの住宅では、1,2階の間に設けた1.5階をロフトにした、逆ロフト型の子供部屋となっています。 1,2階の間にあ...19 Sep, 2022Read More
前川國男邸小金井公園内にある前川國男邸を訪れました。それぞれの開口部の扱い方やプロポーションなど、シンプルな構成の中で、改めて建築にとって大事な要素を再認識できる建築でした。 中央のリビングの大開口は外壁面からセットバックされ、夏の強い日差しをやわらげつつ、上部から明るさを取り込んでいます。大きなFIX格子窓の下部にある引き戸を...14 Sep, 2022Read More
子供部屋を仕切る半透明の建具子供室の仕切りを壁とせず建具で仕切ることで、廊下や他の空間とのつながりが生まれます。子どもが家を巣立った後は納戸化しやすい子供室ですが、建具としておくことで、将来的には他の空間とつながるセカンドリビング的な使い方をすることもできます。鎌倉山の住宅では1階の中央に通した土間に面するように子供室を配し、3枚の引き戸で仕切っ...11 Sep, 2022Read More
多用途に使える余白としての土間新森の住宅の1階はすべて土間になっています。玄関からレベル差なくモルタルの床が連続しており、高さ6.5mと非日常的なスケールを持つ天井からはトップライトからの光が差し込み、また上下の温度差によって空気がテラスから上へと抜けていきます。そのため明るい半屋外のような場所になっていて、来客を迎える場所、子どもが帰宅して宿題を...29 Aug, 2022Read More
無柱の空間を支える金物鎌倉山の住宅は屋根の架構によって柱のないワンルームを支持しています。屋根は変形した方形屋根になっていて、部材が立体的に交わる接合部には、この住宅のために製作した金物を用いて接合しています。 4方向からの隅木が一点に集まる屋根の頂点の部分。 屋根の隅木、水平の梁、柱が接合する部分。 設計当初は金物を差し込む溝の部分を埋め...20 Aug, 2022Read More
Restaurant S 現地調査静岡市で飲食店の計画を行っています。既存の建物を改修するため、既存状況を把握するために現地調査を行いました。すでに以前のテナントは退去しており、電気がつかないため汗だくになりながらの調査でした。東名高速の帰省ラッシュを避けるためお盆最終日にしたものの、帰りの車は事故渋滞にはまりヘトヘトになった1日でした。18 Aug, 2022Read More
1階と2階の間に挟まれた1.5階のロフト新森の住宅は駅近くの住宅地のため、土地が準防火地域に指定されていました。準防火地域の場合3階建てにすると耐火要件や窓の面積など法的な制約が厳しくなり、コストもその分かかってしまいます。かといって2階建てにすると、面積的にクライアントの要望であった開放感を得ることが難しかったため、1,2階の間にロフトを設けることにしまし...13 Aug, 2022Read More
新森の住宅・鎌倉山の住宅「住宅設計.jp」掲載新森の住宅と鎌倉山の住宅が、建築家住宅を紹介するサイトの「住宅設計.jp」に掲載されています。→住宅設計.jp 新森の住宅→住宅設計.jp 鎌倉山の住宅12 Aug, 2022Read More
フローリング端材を滑り止めに再活用する鎌倉山の住宅の床はオークのフローリングですが、寝室のみウォールナットのフローリングを使っています。工事中に余ったウォールナットフローリングの端材を階段の鼻先に埋め込み、滑り止めとして再利用しました。(写真の右下に見えている床が寝室のウォールナットフローリング)明るめのオークに渋いウォールナットを埋めることでアクセントに...12 Aug, 2022Read More